ドラマ『滅相も無い』穴の正体を考察!各話のネタバレあらすじ解説

  • 2024年4月19日

2024年春の深夜ドラマ『滅相も無い』。日本に突然7つの巨大な穴が出現!穴の正体がわからないまま、穴に入っていこうとする人間たちが人生を語る!

シネマグ
超シュールなSFヒューマンドラマ面白いのかつまんねえのか正直に語ります

作品情報・キャスト

視聴してのぶっちゃけ感想・評価(ネタバレあり)

ストーリー考察

全8話のネタバレあらすじ・ラスト結末解説

これらの情報を知りたい人向けにわかりやすくレビューしていきます!

(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。お好きな項目から読んでください)

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ドラマ『滅相も無い』作品情報・キャスト

放送:2024年4月17日〜 深夜0:59〜1:29 (毎日放送),1:28〜1:58(TBS系列)
ジャンル:ヒューマンドラマ、SF
監督・脚本:加藤拓也
主題歌:クリープハイプの楽曲「喉仏」

堤 真一|教祖の小澤役

中川 大志|川端役

上白石 萌歌(関連記事『KAPPEI/カッペイ』)|松岡役

窪田 正孝(関連記事『ある男』)|岡本役

染谷 将太(関連記事『サンクチュアリ-聖域-』『実写デビルマン』『大怪獣のあとしまつ』)|菅谷役

中嶋 朋子|井口

古舘 寛治|渡邊

津田 健次郎 ナレーション

ドラマ『滅相も無い』あらすじ

ドラマ『滅相も無い』の巨大な穴

©︎毎日放送

3年半まえ、日本に巨大な7つの穴が突然あらわれた。大きさはビルと同じくらいで全国にちらばっている。

研究機関が17名を穴の中に送り込むが、帰ってきた者はいない。しかし、穴の中で生存しているようだ。

政府は研究を打ち切る。巨大な穴は人々の生活に溶け込むことになった。

小澤が教祖の宗教では、穴を救いの神とあがめていた

毎年12月には小澤(堤 真一)の別荘に穴に入りたい信者たちを集め、なぜ穴に入りたいか記録をとってから穴に送り出していた。

岡本(窪田 正孝)が記録係だ。自分の話を他のメンバーが聞いてくれる。

8人の男女が自分史を語っていく不思議なドラマ

シネマグ
ちょこっと感想:文学や演劇が好きな人はハマるかも。ただ、内容がシュールすぎて一般向けはしないと思う。エンタメ要素は少なめでメッチャ面白い!というタイプではないっす。

※以下、ドラマ『滅相も無い』のストーリーネタバレありなので注意してください!

『滅相も無い』1話ネタバレあらすじ

川端(中川大志)は小さい頃に父親に高圧的な態度を取られ、何をされても怒れなくなっていた。

大学生になった川端に彼女ができるが、彼女のひかりは毎回遅刻してくる。

川端は怒る練習をするが、いつも結局怒れない。

ある日なんとか怒ることに成功するが、コントロールできなくて物を叩きつけてしまった。彼女のひかりとは別れることに。

怒るって難しいなあ。川端は穴に入っていった。

1話の感想

シネマグ
巨大な穴というシュールなSF設定と、人間のふへん的な悩みのバランスがいいです。

わかりやすい話が求められる昨今において、意味不明な設定をブチ込んできた勇気がすばらしい。

回想では演劇のように、脇役が小道具を運ぶ斬新な演出が面白かったです。

感想を語る犬
エンタメ性があってめちゃくちゃ面白い!という感じでは無いですが、クオリティの高い短編小説を読んでいる感じでした。

1話では結局、川端が普通にこれまでの人生を語って穴に入っていっただけ。穴についての詳細はまったくわかりませんでした。

『滅相も無い』穴の正体や意味を徹底考察

穴=滅相

本作は登場人物それぞれが人生を語るヒューマンドラマなので、巨大な穴と言っても詳しいSF設定があるわけではなく、比喩的な意味で登場させたのでしょう。

巨大な穴は、仏教の滅相のような意味を持つと考えます。

仏教の滅相とは、人間が消滅するまえの姿のことです。

穴に入った人間は、これまでの自分や人間関係をすべて断ち切り、新しい人生を歩む

シネマグ
巨大な穴に入ることで実際に死ぬわけではなく、今まで悩んでいた自分を断ち切れるのではないでしょうか。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。ドラマ『滅相もない』レビュー終わり!

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